こんにちは。名古屋市千種区東山通り地下鉄東山公園駅徒歩30秒にあるスタジオ。
コンディショニングによるトレーニング前の準備を大切にしている、パーソナルトレーニングスタジオwivo conditioningの萩原朋です。
wivo conditioningはコンディショニングを重視
wivo conditioningでは股関節の動きに大きく関わる、大腰筋の働きに重点を置いています。
パーソナルトレーニングでは大腰筋を働かせるためのコンディショニング(筋膜リリースやストレッチ)を多く取り入れています。
運動やトレーニングを始めたいと思っている方、身体の動きを変えるお手伝いをしています。
機能解剖学の記事を載せるのは
少しでも運動、トレーニングを身近に感じてもらえるように、筋肉の機能解剖学についての記事を書かせていただきます。
トレーナーでも無いのに、そんなの必要ないと思われるかも知れません。
ただ体の事がわかることによって、自分の体が好きになる。
トレーニングまたはヨガのポーズやピラティスなど動きはどこを鍛えているのか。
自分の体は苦手な動きや癖のある動きがなぜ起こるのか?
「何故そうなるの」「どうすれば良いの」がわかるようになります。
是非とも軽い気持ちで、「ふ〜ん、そうなんだ〜」と何となく読み進めていただければと思います。
腰痛に関わる重要な筋肉、その中でも特に重要な腰方形筋の機能解剖学
日本の国民病と言っても言い過ぎではない腰痛。
日常生活で椅子に座っている時間が長くなると、腰が固まってしまう。
何とかしたいとマッサージや接骨院などに通われる方も多いと思います。
そんな腰痛に大きな影響を与える腰方形筋。
腰方形筋の機能解剖学
今回機能解剖学を見ていく筋肉は腰方形筋です。
腰方形筋は腸骨稜から始まっています。
停止部は腰椎の横突起と第12肋骨に付着します。
そして停止部は腸腰靭帯にも付着している言われています。
腸腰靭帯は腰椎の部分を安定させる靭帯になるので、そこに付着しているということは腰痛に関連してくるという事です。
停止部の腰椎は腰の部分、第12肋骨は胸郭の一番下の部分で呼吸に関わります。
それだけ体幹部分の重要な部分に関わる筋肉が腰方形筋です。
腰方形筋の片側が収縮すると体を側屈(横側に倒す動き)させる働きがあります。
両側が収縮すると、腰椎の伸展(伸ばす動き)の働きをします。
日常生活で椅子に座っている時は、腰を丸めることが多くあると思います
そうすると腰方形筋は(伸張されて)伸ばされて、固定されてしまいます。
その結果として腰が固まって、腰痛になることが起こります。
腰方形筋の神経支配
腰方形筋の神経支配は腰神経叢の支配を受けます。
腰方形筋の筋肉の繋がり
腰方形筋は腸骨稜と第12肋骨を結びます。
そして腰椎の横突起にも付着している体の後ろ側にある筋肉です。
そして腰方形筋の前側には脊柱と大腿骨を繋ぐ大腰筋があります。
腰方形筋と大腰筋は腰椎の部分で非常に密接な位置関係にあります。
また腸骨と大腿骨を繋ぐ腸骨筋という筋肉があります。
腸骨筋は腸骨から始まっている筋肉です。
腸骨稜から始まっている腰方形筋と腸骨筋は骨を介して繋がりがあります。
(TVなどでは大腰筋と腸骨筋を一緒に捉えて腸腰筋といいうことがあります。)
最後に
今回は腰方形筋の機能解剖学を見てきました。
腰方形筋は小さい筋肉です。
小さい筋肉ですが、筋肉、靭帯、骨を介して色々と体幹周りと繋がりが大きい筋肉でもあります。
そのため腰方形筋が硬くなると、筋肉、靭帯、骨を介して周りに大きな影響を与えて行きます。
是非とも体の機能をあげて、より良い状態の体を作ってください。
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