女性のX脚に悩む方のための簡単にできるもも外側のストレッチ
こんにちは。地下鉄東山公園駅とも30秒にある。
コンディショニングによるトレーニング前の準備を大切にしている。
パーソナルトレーニングスタジオwivo conditioningの萩原朋です。
wivo conditioningでは股関節の動きに関わる大腰筋を働かせることに重点を置いています。
パーソナルトレーニングでは大腰筋を働かせるためのコンディショニング(ストレッチやトレーニング)を多く取り入れることで身体の動きを変えるお手伝いをしています。
目次
1筋膜張筋の簡単な解剖学
2筋膜張筋の働き
3筋膜張筋の働きが強くなると
4筋膜張筋のストレッチ
筋膜張筋の解剖学
筋膜張筋とはもも前面外側にある筋肉です。
ももの外側に位置する靭帯と一緒になって、骨盤(腸骨陵前面)のところから膝の外側に付着をします。
股関節と膝の動きに関わりがあります。
股関節の外転の動きに働きかけます。
膝関節に対しては外側に捻る動きに働きかけます。
筋膜張筋の働き
筋膜張筋は骨盤前面外側から膝横についているので、股関節を外側に開く動きと膝を外側に捻る動きに関わります。
特に筋膜張筋は歩く時、走る時など片足立ち姿勢になる状況で体を支える時に機能をします。
体(体幹)が浮かしている足側に傾かないように支える筋肉の1つでもあります。
筋膜張筋も含めて骨盤周り外側の筋肉は体の傾きの維持に非常に影響を与えています。
筋膜張筋の働きが強くなると
筋膜張筋は特に働きが強くなりやすい傾向があります。
筋膜張筋は働きすぎると協調して働く他の筋肉の働きを抑えてしまいます。
体の傾きをコントロールする時本来であればいくつかの筋肉が協力して支える状態を、筋膜張筋のみで支える状態を作ってしまいます。
その結果ももの外側が非常に発達してしまい「足が太い!」スタイルになってしまいます。
筋膜張筋は膝下のスネを外側にねじる働きがあるため、女性に多いX脚などの原因の1つになります。
お尻も横に広がってしまい、たれた様に見えてしまいます。
またランナーに多い腸脛靭帯炎の原因の一つになります。
股関節の付け根や膝の違和感や痛みとなることもあります。
筋膜張筋のストレッチ
筋膜張筋は特に硬くなりやすい部分でもあります。
しっかりと伸ばしてあげて可動域を作ってあげることが重要です。
その結果X脚の改善やももの外側の発達を改善することが期待できます。
そして股関節が真っ直ぐに動かせる様になるので、大腰筋による股関節の動き作ることになって行きます。
また筋膜張筋はストレッチ感を感じにくいところでもあります。
少し強めに伸ばしても伸びている感じがないということもあります。
動画では膝を内側に倒してストレッチをしていますが、この姿勢は膝に負担がかかりやすい姿勢でもあります。
ストレッチ感がないからと無理をすると、膝を痛めるリスクもありますのでストレッチの強さはコントロールをしてください。
筋膜張筋のストレッチをご紹介します
1体操座りの姿勢で座ります。
2片膝を内側に倒して行きます。
3反対の足を倒した膝の上に乗せて負荷をかけて行きます。
⇨ポイントは股関節が硬い膝を内側に倒すだけで伸ばすことができます
※膝に負担のかかる姿勢になるので、痛くない範囲で伸ばすことが重要です
430秒から1分ぐらいキープします。
5終わったら反対も同様に行います。