「疲れやすくなった」「動くのがおっくう」

それは老化ではなく、習慣の問題。

はじめに

「最近、疲れやすくなったわ。年かしらね。」
「体が痛いのは歳のせい。」

その言葉を、何気なく口にしたことはないだろうか。

朝起きると体が重い。階段を上るのが以前より億劫になった。夕方になると何もしたくない。

以前は平気だったことが、だんだんしんどくなってきた。

「年をとれば仕方ない」「これが老化というものだ」

そう思って、体の変化をそのまま受け入れてきた人は多い。

しかし、50代・60代の体の専門家として多くの方と向き合ってきた経験から、はっきり言える。

疲れやすくなったのは、年齢のせいではない。
体の「使い方」と「回復の仕方」が ずっとずれていただけだ。

もちろん、加齢による変化はある。筋肉量は減り、回復には時間がかかるようになる。

しかしそれは「動けなくなること」とは全く別の話だ。

この本を読み終えたとき、あなたはきっとこう思うはずだ。「こんなことならもっと早く知りたかった」と。

第 一 章「疲れやすくなった」は 年齢のせいではなかった

同じ65歳でも、こんなに違う

同じ年齢でも、活き活きと動いている人と、毎日しんどそうにしている人がいる。

その差は才能でも、運でも、若い頃の体力でもない。

50代・60代以降の体の疲れやすさは、大きく分けて二つの原因がある。

一つは筋肉量の低下、もう一つは「自律神経の乱れ」。

このどちらも、日々の小さな習慣によって確実に改善できる。

「疲れ」の正体を知る

年齢を重ねると、体の回復力が落ちる。これは事実だ。

しかしもう一つ、見落とされがちな事実がある。

50代・60代の慢性的な疲れの多くは、

「疲れを溜め込む習慣」が長年続いてきた結果だということだ。

若い頃は多少の無理をしても回復できた。

それが、年齢とともに「少しのズレ」が大きな疲れとして現れるようになっていく。

たとえば、こんな経験はないだろうか。

▸ 夜しっかり眠ったはずなのに、朝から体が重い
▸ 昼食の後、強い眠気が来て動けなくなる
▸ ちょっと外出しただけで、帰ってからぐったりする
▸ 天気が悪い日は特に体がだるい
▸ 以前は平気だった家事が、最近しんどく感じる

これらはすべて「老化の証拠」ではなく、体からの「SOSサイン」だ。

体は変えられる。今からでも遅くない。

例えば、
スタジオにお越しの80代の男性は、最初60キロの錘を上げることができなかったが、

今では80キロを上げれるようになっている。
また、スクワットのフォームが取れなかった80代の男性は、

今では綺麗なフォームでスクワットをしている
(これは筋肉がしっかりと伸び縮みできるようになって、体の動ける範囲が広がったからだ)

大切なのは「完璧にやること」ではない。

今日より明日、少しだけ体の感覚がよくなること。

それだけでいい。

また、持病で毎年のようにぎっくり腰をされていた、
50代の女性は、スタジオの15分圏内に家があった。
スタジオでのトレーニングの効果で、腰痛が良くなり、
スタジオに歩いてきて、歩いて帰って行くことができるようになった。
それだけでマイナス8キロのダイエットに成功した。

この記事を読んで「自分のことだ」と思った方はその時が変わるチャンスです。

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萩原 朋

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