55歳から始める不調改善背中が丸くなり、頭が前に出ていく原因は胸鎖乳突筋

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こんにちは。名古屋市千種区東山通り地下鉄東山公園駅徒歩30秒にあるスタジオ。
コンディショニングによるトレーニング前の準備を大切にしています。
パーソナルトレーニングスタジオwivo conditioningの萩原朋です。

wivo conditioningはコンディショニングを重視

wivo conditioningでは股関節の動きに大きく関わる、大腰筋の働きに重点を置いています。

パーソナルトレーニングでは大腰筋を働かせるためのコンディショニング（筋膜リリースやストレッチ）を多く取り入れる事で、身体の動きを変えるお手伝いをしています。

運動やトレーニングを始めたいと思っている方のサポートをさせていただいています。

少しでも運動、トレーニングを身近に感じてもらえるようにするために、筋肉の機能解剖学についての記事を書かせていただきます。

トレーナーでも無いのに、そんなの必要ないと思われるかも知れません。

ただ、体の事がわかることによって、自分のトレーニングまたはヨガのポーズやピラティスなど動きはどこを鍛えているのか。

「何故このトレーニングを今するのかがわかります」

是非とも軽い気持ちで、「ふ〜ん、そうなんだ〜」と何となく読み進めていただければと思います。

背中が丸くなり、頭が前に出ていく原因になる胸鎖乳突筋の機能解剖学

現代はオンラインが発達して、さらにはコロナウィルスの蔓延でリモート会議などPCを見ている時間が長くなりました。

また手元にはスマホがいつもあり、画面を見るためにいつも下を向いている状態が続いている。

その結果背中話丸くなり、顔だけが前に出てしまう。

そのような姿勢の方はいませんか？

今回の筋肉は胸鎖乳突筋です

今回機能解剖学を見ていく筋肉は胸鎖乳突筋です。

胸鎖乳突筋は首についている筋肉です。

胸鎖乳突筋の働きとは

胸鎖乳突筋は首についている筋肉です。

漢字が示す通り、胸骨、鎖骨に付着し、乳様突起まで伸びている筋肉です。

胸鎖乳突筋の筋肉の始まりは、胸骨底、鎖骨から始まって、乳様突起についている筋肉です。

首の左右に1対ずつある筋肉なので、両方の筋肉が収縮すると、頸椎の屈曲をします。

顎を引く動きですね。

あくまでも頚椎がニュートラルの位置にある時の話です。

これが顔が前に出た状態で胸鎖乳突筋の両側が働くと、働きが変わって頸椎の伸展に働いてしまいます。

不良姿勢によって筋肉の働きが変わってしまうのです。

では片側が収縮するとどうなるでしょうか？

片側が収縮すると収縮した方に頭を倒します。

右側の筋肉が収縮すると右に頭を側屈します。

さらにもう１つ、片側の胸鎖乳突筋が収縮すると顔を反対に捻る動きにも関わります。

続いてみていくのは神経支配

胸鎖乳突筋は副神経の神経支配を受けます。

この副神経は僧帽筋の動きも支配しています。

この副神経というのは顔の動きに関わる神経です。

胸鎖乳突筋は上甲状腺動脈と後頭動脈の栄養、酸素を送り込んでします。

胸鎖乳突筋の筋肉の繋がり

胸鎖乳突筋は乳様突起に付着しています。

そのすぐ後ろには僧帽筋が後頭骨に付着しています。

胸鎖乳突筋と僧帽筋の付着部間には大後頭動脈や大後頭神経が通っています。

そうするとこの２つの筋肉が硬くなっていくと、頭痛の原因にもなるところです。

腹筋をすると首が痛くなる

トレーニング指導をしている中でよく聞く事があるのは「腹筋をすると首が痛くなる」というものです。

胸鎖乳突筋の動きである顎を引く動きが動作のメインになってしまっているものです。

腹筋の機能解剖学の時にまた詳しく書きますが、腹筋は脊柱を屈曲（丸める）働きをします。

その動きを腹筋ではなく、胸鎖乳突筋によって行おうとしているのです。

ただ胸鎖乳突筋は首にある小さい筋肉で、脊柱を丸めるほどの力はありません。

その結果胸鎖乳突筋がオーバーワークになってしまうのです。

最後に

今回は胸鎖乳突筋に関して、機能解剖学の面から見てきました。

是非とも体の機能をあげて、より良い状態の体を作ってください。

ご興味のある方は下記までお問い合わせください。

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