寝ている時に足が攣る!改善方法はふくらはぎの筋トレと筋膜への働きかけ

こんにちは。名古屋市千種区東山通り地下鉄東山公園駅徒歩30秒にある。
コンディショニングによるトレーニング前の準備を大切にしている。
パーソナルトレーニングスタジオwivo conditioningの萩原朋です。

wivo conditioningでは股関節の動きに関わる大腰筋を働かせることに重点を置いています。

パーソナルトレーニングでは大腰筋を働かせるためのコンディショニング(ストレッチやトレーニング)を多く取り入れることで、身体の動きを変えるお手伝いをしています。

女性の方や年齢を重ねた方などは「夜寝ている時に足が攣る」その痛みで目が覚める。

そんな経験をされた事はありませんか?

足が攣るのは水分不足だから、こまめに水分を取っている。

それでもなかなかと改善しない事はありませんか?

今回はそんな足が攣ることを筋膜や筋肉の部分から見て行こうと思います。

足が攣るとは

まず最初に足が攣るという事はどういう事なのでしょうか?

これは筋肉の過剰収縮の反応です。

人の身体は筋肉が収縮することで動く事ができます。

例えば

腕の筋肉(力こぶ)に力が入ると、腕を曲げる事ができます。

最近流行りの、体感トレーニングでも筋肉に力は入ります。

足が攣るというのは筋肉に力が入った状態の反応です。

ふくらはぎの筋肉に力が過剰に入った状態になっているという事です。

人が筋肉に力を入れるためには、脳からの指令によって「力を入れる・動かす」という信号を、動かしたい所に送ります。

逆に動かさなくていい所には「「力を入れる・動かす」信号は送らないのです。

これが長時間の運動による疲れや、慢性的な緊張状態などでは、絶えず体に「力を入れる・動かす」という信号が送られています。

筋肉の収縮に対して送られてくる信号の量が限界値を超えた時、過剰収縮になってしまい、足が攣るという事が起こります。

あるいは本来は動かさなくていい筈のふくらはぎに「力を入れる・動かす」という信号を送ってしまい足が攣るということも起こります。

足が攣るのは水分不足は本当?

今見てきたように足が攣るのは、脳から送られる信号の問題が大きな原因です。

それなのによく足が攣るのは「水分不足」と言われます。

「寝る前にコップ一杯のお水を飲むといいですよ」と言われます。

それはなぜでしょうか?

筋肉を動かすための脳からの信号は水分(電解質)を介して伝えられます。

体にある水分が脳からの信号をスムーズに伝えるのです。

そのため水分不足になると、信号がスムーズに伝えられない。

間違ったところに送る。

間違った信号を送るなどが出てきます。

脳からの信号をスムーズに、正しく正確に送るためには、体に水分がしっかりとある状態を作る事が重要です。

実は水分をとってもそれを体に溜めておく事ができていない

人のからはよく60%~70%ぐらいは水分と言われています。

夜寝る前に水分をとっているのに、なぜ攣るのでしょうか?

これは体に水分を溜める事ができていない事が原因です。

なぜ体に水分を溜める事ができないのでしょうか?

これは筋肉量が大きく関係しています。

体に水分を溜めるためには、体に筋肉がある事が重要です。

筋肉量が少なくなると水分を溜める事ができないのです。

それは筋肉が発達すると、筋肉に栄養や水分を運ぶ毛細血管もしっかりと張り巡らされていきます。

血液は水分なので、しっかりと体に水分がある状態になっているという事です。

足が攣るのを改善するための方法は?

足(ふくらはぎ)の筋肉をしっかりと動かす事です。

トレーニングであれば肩幅で立った状態から爪先立ちになって踵を持ち上げます。

踵を持ち上げたら、今度はゆっくりと踵を下ろしていきます。

これを繰り返していくのです。

筋トレ以外には方法はない?

もちろん筋トレを入れてふくらはぎを鍛えることで、毛細血管を張り巡らせることで水分を溜めれるようにすることが重要です。

筋トレ以外では方法はないのでしょうか?

筋膜へのアプローチをしていきます。

筋膜とは全身を包んでいるシート状の膜です。

この筋膜へのアプローチをする事で、神経ー筋へ刺激を入れることができます。

それによって中枢神経系と末梢の筋膜の神経回路の改善。

それに伴う脈循環系の改善をする事ができます。

例えば洗い場にあるスポンジ。

スポンジに水をたくさん含ませようと思ったら、一度スポンジをぎゅっと握って、中の水と空気を絞りきってから水に浸して吸わせると思います。

一時的にその表面にある組織を虚血(血管や組織の流れを押さえる)させます。

圧から解放された時に血液や間質液(組織と組織の間にある液、リンパとも言われる)がそこにドッと流れ込んでくるため、その箇所の組織に失われた潤いが戻ってくるというわけです。

筋膜アプローチをすることによって、潤いが失われた筋膜に再び潤いが取り戻されるような現象が起きます。

具体的にはふくらはぎをいた気持ち良いぐらいの圧でゆっくりと抑えていきます。

時間にすると1分半から3分ぐらいです。

そうするとふくらはぎ全体が自然と緩んでいくのがわかります。

そして水分が満たされて弾力が出てくるのもわかってきます。

最後に

足が攣るのを改善するためには、水分を取る事が重要です。

しかし摂取した水分を溜めておける体を作っておく事が重要です。

水分を溜めれるようにするためには、筋肉をしっかりと作る事が重要です。

ただ筋肉の向上は時間がかかります。

地道に積み重ねをしていく事が必要です。

wivo conditioningでは筋膜へのアプローチを筋トレの組み合わせをして、体の不調を短期的にも長期的にも改善する事ができるスタジオです。

もし体の不調がある方は下記までご相談の連絡を下さい。

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